眠れない原因にも色々!
タイプ別不眠症の症状と原因を紹介
ベッドに入ってもなかなか眠れない「入眠困難」タイプ
不眠症と一口にいっても、その症状には様々なタイプがあります。
横になってもなかなか寝付けず、30分以上、中には数時間にわたって輾転反側してしまう「入眠困難」は、若年層に比較的多く見られる症状です。ベッドや布団の中であれこれ考えてしまい寝付けない、といった状態が数週間~1ヶ月以上続いていたら、このタイプの不眠と考えて良いでしょう。
入眠困難は、悩みや不安によって身体の緊張状態が解けないと起こりやすいといわれています。眠りに入るには副交換神経が優位になってリラックスする必要がありますが、人間関係の悩みや受験や就職活動への不安、引っ越しや就職といった生活環境の変化などがストレスとなり、頭が冴えて眠れなくなってしまうのです。「明日も早いのに」「眠らなきゃ」という焦りも心理的な圧迫となり、症状を悪化させます。
このタイプの不眠には、睡眠前の環境改善が効果的です。
眠りのスイッチは、体温が下がることで入ります。食事の後は消化活動が活発になり体温が下がりにくくなってしまうので、食事は2時間前までに済ませましょう。ごく軽い有酸素運動で血行を上げたり、温めのお風呂にゆっくり浸かって一度体温を上げるのも、その後スムーズに体温が下がるので効果的です。運動は2時間前までに、入浴は1時間前までに済ませると良いでしょう。また、眠る前に強い光をあびないようにするのも重要です。交感神経を刺激してしまわないよう、就寝前のスマホ、パソコン、テレビを控え、寝室の照明を暖色系に切り替えるなどすると、スムーズな入眠を得られます。
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