睡眠負債とは?睡眠不足の危険性を紹介
睡眠負債と睡眠不足の違い
最近よく「睡眠負債」という言葉を耳にするようになりました。「睡眠不足」と「睡眠負債」、何が違うのでしょうか?
忙しくて徹夜してしまった時などは、休日ゆっくり過ごしてリフレッシュすればスッキリできますよね。これが睡眠不足。睡眠不足による「足りない睡眠」は、早めの対応で解消が可能です。
一方、睡眠負債は本人にその自覚があまり無いままに、少しずつ蓄積されていった「累積された睡眠の不足」です。長期に渡る睡眠の不足は脳や体にも様々な悪影響をあたえ、簡単に解消することはできません。
睡眠負債に陥っているか知るためには、適正な睡眠量を知らなければなりません。よく「8時間は寝たほうが良い」とか「いや7時間で充分」などといわれますが、必要な睡眠時間には個人差があります。
本当に自分に必要な睡眠時間は、休日など時間を気にせず寝ていても大丈夫な日に、カーテンを閉めて時計を隠し、自然に目覚めるまで眠ってみるとわかります。単なる「睡眠不足による長寝」と区別するため、GWなど数日間休みが続くときに試してみると良いでしょう。
気の済むまで眠った時の睡眠時間の方が平日の睡眠時間より長ければ、それだけ睡眠が足りてないことになります。2時間以上の差がでた場合には「睡眠負債」を起こしていると考えられます。