今夜は眠れないとまずい!!
不眠症解消の応急処置方法を紹介!
疲れているのに眠れない人に試して欲しい「筋弛緩法」
体は疲れているのに眠れない・・・辛いですよね。仕事や対人関係の精神的なストレスは、脳に緊張状態を引き起こすだけでなく、無意識に体を力ませて筋肉にも緊張を強いていることがあります。人前で話をした後に肩が凝ったりするのと同じ原理です。スムーズに眠りにつくためにはこの体のこわばりを解くことも重要、そのためにおすすめなのが「筋弛緩法」です。
筋弛緩法では、筋肉にギュッと力を入れてから抜くことでこわばりをほぐし、リラックスさせます。
ベルトや時計など、体を締め付けるものはなるべく外して背もたれのある椅子に腰掛けます。背もたれには寄りかからず、足を肩幅程度に開いて足裏全体が床につくようにします。その状態でリラックスしたい部分の筋肉を10秒間緊張させてからすっと一気に力を抜き、20秒ほど脱力状態を保ちます。力を入れる時は8割程度の力でゆっくりと、抜く時はストンと抜くのがコツ。力が入っている場所と感覚、そして抜けた時の感覚を意識するようにしましょう。テレビなどは消し、集中して行うのが効果的です。
手、腕、背中、首、顔、お腹、足、最後に全身と順番に力を入れて抜く、という動作を15分くらいかけて行うと、自律神経を整えて体の覚醒を鎮めてくれます。この効果は、部分的に行っても効果があり、日中の緊張をほぐすのにも役立ちます。また、継続することで体が緊張しづらくなるという効果もあるそうです。