快眠サプリって本当に効果があるの?
眠ってもすぐに起きてしまう人に効果が出やすい「L-テアニン」
不眠や睡眠不足の解消には、脳の興奮を抑えてリラックスさせる成分が有効です。中でも「L-テアニン」には副交感神経を優位にし、リラックスさせる効果があることが分かっています。
L-テアニンは緑茶の旨みに関係しているアミノ酸です。血液脳関門を通ることができる数少ない成分の一つで、直接脳に働きかけることができます。L-テアニンが脳細胞へたどり着くと副交感神経が優位になり、リラックスの指標である脳波「アルファ波」が発生します。不安傾向の高い人(睡眠の質が悪くなりがちな人)でも、200mgのL-テアニンを摂取することで30-40分後にアルファ波が発生することが確認されています。脳がリラックスして沈静化することで質の高い眠りを得ることができます。
テアニンは緑茶で摂取することもできますが、残念ながら緑茶には神経興奮作用を持つカフェインも含まれてしまっていますので、就寝前にはあまりおすすめできません。
睡眠補助のためにL-テアニンを摂取するのなら、やはりサプリメントがおすすめです。