快眠サプリって副作用はないの?
  1. 快眠サプリに副作用はないの?正しい飲み方と注意点まとめ

快眠サプリって副作用はないの?
正しい飲み方を紹介!

快眠サプリメントの効果的な飲み方

快眠サプリメントの効果的な飲み方

成分の効果が出るまでの時間や持続する時間をきちんと計算して飲まなければならない睡眠導入剤と異なり、快眠サプリには「このタイミングで飲まなければいけない」という厳密な時間管理は必要ありません。

とはいえ、含まれている成分によって、より効果が高まる飲み方があります。せっかく飲むのですからしっかり効果を出したいですよね。使用するサプリの成分を知って、上手に利用しましょう。

L-テアニンやギャバなど、副交換神経にはたらきかけてリラックスさせる成分を含んだサプリは、就寝の1~2時間前に飲むのがおすすめです。就寝前に心を落ち着かせることで速やかな入眠を得られるようになります。また当たり前ですが、コーヒーや紅茶、栄養ドリンクなどカフェインの入っている飲み物と一緒に摂るのは避けましょう。また睡眠リズムを整えるグリシン配合のサプリも、夕食後の摂取が推奨されています。

セロトニンの材料であるトリプトファンが配合されたサプリは、午前中の摂取がおすすめです。トリプトファンは太陽の刺激を受けることでセロトニンに変わります。そして、夜メラトニンに変化して睡眠をサポートしてくれるのです。

効果的な時間があるといっても、サプリメントはあくまでも「栄養補助食品」です。よりよい睡眠をサポートする成分を体に摂り入れるためのものですから、「就寝前でないとダメ」「午前中でないと効かない」というものではありません。「飲み忘れた!」と焦ったり、不安になる必要はありません。思い出したタイミングで飲めば大丈夫です!

快眠サプリメントに副作用はある?

快眠のためサポート成分のほとんどが、テアニンやギャバ、トリプトファンといった食品由来のアミノ酸です。食品から普通に摂取できるものですから、副作用はありません。ただどんなものでも摂り過ぎは禁物。サプリは特定の成分を強化していますから、目安量を過剰に超えて摂取するのはやめましょう。

そもそもサプリは薬ではありません。量を増やしたからといって、即効性が出たり、効果が格段に上がるというものではないのです。快眠サプリの効能は、毎日の生活で必要なリラックス成分や睡眠ホルモンの材料をコンスタントに補充し続けることで、「良い体内環境を作り」「良い状態を保つ」ことです。

一方、症状の予防や治療を目的としている「医薬品」には自然の成分ではないものも多く含まれています。もちろん、その効能や副作用はしっかり調査され安全性は確認されていますが、処方されたとおりの用法・容量を厳密に守ることが大切です。

一般的な睡眠導入剤には「持ち越し効果(効果が翌朝持続してしまい、起きられない)」「早朝覚醒(予定より早く目が覚めてしまう)」「記憶障害(一時的に記憶が途切れる、経験したことを忘れる)」「筋弛緩作用(ふらつきや転倒を起こす)」などの副作用が知られています。体質によって薬の効果や副作用の出方には個人差がありますので、服用の際は慎重に!

長く使うと効かなくなってしまうって本当?

長く使うと効かなくなってしまうって本当?

薬を長く使用し続けるデメリットのひとつに「耐性(=体が薬に慣れて、効かなくなってしまうこと)」があります。

睡眠導入剤の中にも耐性が出るものがあり、効かなくなってしまった場合には「量を増やす」「より強い薬に変える」といった対応が必要になります。また、入眠効果の高い薬は「飲めば眠れる」という安心感から依存傾向が高まるというデメリットもあります。最近では耐性や依存性を生じにくい睡眠薬も出てきましたが、副作用の出方には体質など個人差がありますので、注意が必要です。

その点、サプリメントは体内に必要な成分を補っているだけですので安心です。睡眠薬ほどの即効性や強烈な効果こそありませんが、「本来もっとあるべきなのに足りていない栄養素」を摂取することで、自然な、心地よい眠りを迎えることができるようになります。

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